NHK連続テレビ小説「なつぞら」の影響で、人気の観光地で知られている帯広市。
世界でも珍しい、北海道遺産にも認定されたモール温泉が源泉の十勝川温泉が近いことや、「六花亭」や「柳月」など、美味しいお菓子があることでも有名です。
そんな帯広まで、札幌からベストな移動手段は何でしょうか?
それぞれの交通手段の札幌から帯広までの料金や所要時間を紹介していきます。
札幌から帯広までの距離やベストな移動手段は?
帯広人が愛してやまない、美味しいスイーツに豚丼やインデアンカレーなど、グルメであふれる北海道に人気スポットの帯広!
北海道旅行の観光客や北海道在住の方も、ちょっとしたドライブで行く人が増えているようです。
札幌から帯広までの距離はちょうど200kmほどですが、「JR・高速バス・車」の移動手段があります。
そんななか、札幌に在住の方は車での移動が一般的のようです。
次の章では、それぞれの移動手段の料金や所要時間を紹介していきます。
札幌から帯広までJRの料金と所要時間
札幌から帯広までのJRの移動は「特急おおぞら」か「特急とかち」を利用します。
どちらも乗り換えなしで帯広まで向かうことができ、所要時間は約2時間30分から3時間00分ほどで到着します。
札幌発、6時48分の始発から21時10分の最終まで1日に11本の運行となっており、日帰りも可能で多くのビジネスマンが利用しています。
札幌発・帯広方面 特急列車 | |
列車名 | 特急おおぞら 特急とかち |
所要時間 | 約2時間30分~〜3時間00分 |
札幌から帯広までのJR運賃
おとな | 4,840円 |
こども | 2,420円 |
さらに、特急列車については下記の特急料金がかかります。(こども半額)
自由席 | 2,420円 |
指定席 | 2,950円 |
グリーン席 | 6,610円 |
片道での料金は下記の通りです。(こども半額)
自由席 | 4,840円+2,420円=7,260円 |
指定席 | 4,840円+2,950円=7,790円 |
グリーン席 | 4,840円+6,610円=11,450円 |
乗車券往復割引きっぷがお得!
乗車券往復割引きっぷは、JR北海道が発売している往復割引きっぷです。
乗車券タイプのきっぷで、運賃のみのきっぷになっています。
なので、運賃には特急料金は含まないので、「特急とかち」などの特急列車に乗車する場合には、特急券を別に購入する必要があります。
乗車券往復割引きっぷの有効期間は6日間で、6日以内に往復する必要があります。
乗車券往復割引きっぷの価格(札幌〜帯広)は8,010円です。
通常の往復乗車券を指定席で購入した場合の価格が15,580円なので、1,670円お得に利用することができますよ♪
札幌から帯広まで高速バスの料金と所要時間
札幌から帯広へは高速バスが運行しており、北海道中央バスと北斗交通が共同運行する「ポテトライナー号」と北海道バスが運行する「帯広特急ニュースター号」があります。
どちらもJRと比べると料金が安いので、学生さんの帰省などに多く利用されているようです。
札幌から帯広まで「ポテトライナー号」で行く
札幌から帯広までの料金・所要時間 | |
料 金 | 片道3,840円 こども半額 往復6,500円 こども半額 |
所要時間 | 約3時間50分 |
運行バス | ポテトライナー号 (中央バス・北斗交通) |
ポテトライナー号は、1日に10本、土日祝日は2本増便の12本が運行しています。
尚、2022年2月19日現在は、平日、土日祝日共に8本の運行に減便しているようです。
ポテトライナー号は、札幌市内3ヶ所から乗車することができます。
バスは「芽室経由・音更経由・直行便」の3ルートに分かれています。
札幌から帯広まで「帯広特急ニュースター号」で行く
札幌から帯広までの料金・所要時間 | |
料 金 | 片道3,600円 こども半額 往復6,800円 こども半額 |
所要時間 | 約3時間50分 |
運行バス | 帯広特急ニュースター号 (北海道バス) |
帯広特急ニュースター号は、1日に6本が運行しています。
札幌市内3ヶ所から乗車することができます。
バスは清水、芽室を経由し帯広三条高校前をはじめ、帯広市内6ヶ所で下車することができます。
帯広特急ニュースター号は、帯広駅前に停車後は、市内南方面へと進みます。
帯広駅から南方面にお住まいの方には、とても便利なルートになっていると思います。
札幌から帯広まで車での料金と所要時間
札幌から帯広までの距離は、高速道路と一般道路ともに約200kmほどあります。
なので、所要時間を考えると高速道路を利用することをおすすめします。
一般道路では、夕張紅葉山や日勝峠を越えなければならず、急カーブや急な登り降りなど、慣れない方が運転するには想像以上のストレスになると思います。
特に冬道はとても危険なので注意しましょう。
札幌から帯広までの高速道路料金・所要時間 | |
距 離 | 札幌中心部から約200㎞ |
所要時間 | 札幌中心部から約3時間00分 |
道東自動車道 高速料金 |
《札幌南IC~音更帯広IC》 通常:4,440円 休日ETC:3,110円 |
札幌から帯広へ向かう場合「千歳恵庭JCT」で道東道夕張、帯広方面へ進んでいきます。
音更帯広ICまで向かう方法もありますが、地元の方の多くは十勝清水ICで下車し、国道38号線もしくは道道清水大樹線から芽室町を経由し帯広市街へ抜けるルートを走る方が多いようです。
十勝清水ICで下車した場合は、料金も3,810円で630円も安く利用できます。
札幌から帯広までJR・高速バス利用でSuicaは使える?
北海道はとても広いので、移動方法に様々な方法で楽しむことができます。
そこで、北海道旅行で各エリアを移動する際に、JRや高速バスで「Suica」などの交通系ICカードが使えるととても便利だと思います。
北海道で「Suica」が利用できるエリアなど、次の記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
札幌から各エリアへのアクセス
北海道には帯広だけでなく、他にもたくさんの観光スポットがあります。
なので、事前に各エリアまでの所要時間やJR・バス・車での料金を調べておくと、その分現地でゆっくり楽しむことができて思い出がふえますよ!
各エリアへのアクセス方法をまとめたので、是非参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか。
札幌からベストな移動手段、料金や所要時間を紹介してきました。
料金的には高速バスが一番お得に利用できますが、帯広市内で美味しいグルメ巡りなどを予定している方は、車での移動がベストだと思います。
クランベリーのスイートポテトや高橋まんじゅう店のおやき、豚丼に中華ちらしなど、沢山のグルメを楽しんでみて下さい。
この記事が皆さんの参考になればと思います。
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