高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介!

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介! 北海道スポーツ


2021全国高等学校駅伝競走大会が12月26日(日曜日)、京都市右京区西京極で開催されました。

今年の北海道代表は「札幌山の手高等学校」が、3年連続13回目の出場を決めましたが、37位と残念な結果に。

そして都大路を目指し、たくさんのドラマがあった北海道地区予選ですが、惜しくも代表を逃したチームも大健闘したと思います。

そんな、北海道地区予選を振り返り、高校駅伝【2021】北海道の強豪校と注目選手の進路やOBも紹介していこうと思います。

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?

高校駅伝【2021】北海道の強豪校を、ここ数年の成績も含めまとめてみました。

札幌山の手高等学校

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路情報も紹介!

北海道の高校駅伝界の代表格といえるのが、札幌市西区にある札幌山の手高等学校です。

梶山一樹監督が率いるチームは、2012〜2021年の10年間で全国大会出場8回を誇る、いわずと知れた高校駅伝強豪校です。

そして、スポーツが盛んな学校として知られ、ラグビーW杯で話題となった日本代表のリーチ・マイケル選手の母校でもあります。

スポーツ留学生が在校している学校でもあり陸上部長距離には、ケニア人留学生で駅伝のエースのパトリック・キンヤンジュイ(3年)が所属しています。

北海道栄高等学校

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介!

北海道白老町にある北海道栄高等学校は、全国でも有名なスポーツ校の埼玉栄高等学校の姉妹校になります。

山中慎監督率いるチームは、2014年に全国大会初出場を果たし、その後3回の全国大会出場をしている強豪チームです。

地方出身の選手が多いチームは、毎朝6時30分からの早朝練習からスタート。

太平洋の浜風を浴びながらたくさんの汗を流しているそうです。

東海大学附属札幌高等学校

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介!

札幌市南区にある東海大学附属札幌高等学校は、東海大学札幌キャンパスと隣接しています。

敷地内には、北海道でトップクラスのスポーツ施設の東海アリーナや陸上トラックがあるなど、練習環境にとても恵まれた学校です。

陸上部を率いる大井貴博監督は、東海大学時代にインカレや箱根駅伝で活躍、その後実業団選手としてニューイヤー駅伝に出場しています。

そして、2013年に同部の監督に就任し、第95回箱根駅伝MVPの東海大学、小松陽平選手を育てた監督として話題になりました。

札幌日本大学高等学校

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介!

札幌日本大学高等学校は、北広島市西の里にある中高一貫校も隣接するマンモス校で知られています。

高校駅伝の名指導者として室蘭大谷(現北海道大谷室蘭)を男子15度、女子21度の優勝に導いた、工藤裕行監督が2019年で勇退。

その後を継いだのが、日本大学陸上競技部特別長距離部門出身の山下尭哉監督。

箱根駅伝でも活躍した新監督の指導のもと、チームの底上げに期待が掛かります。

滝川西高等学校

高校駅伝【2021】北海道の強豪校はどこ?注目選手の進路やOBも紹介!

滝川西高等学校は「文武両道」を目標に掲げた北海道滝川市にある公立高校で、野球部は甲子園に春夏出場4回を誇る強豪校で知られています。

北海道の高校駅伝の強豪校は私立高校が多いなか、公立高校の滝川西高等学校は、白地に紫のユニホームが特徴で、近年の大会では上位に食い込む活躍が目立っています。

高校駅伝【2021】北海道の注目選手と進路

高校駅伝【2021】北海道強豪校の注目選手と進路情報をまとめてみました。

札幌山の手高等学校

・キンヤンジュイ・パトリック選手(3年)⇒ 上武大学
北海道高校駅伝では3区(8.195km)を務め22分55秒の快走で区間賞を獲得した、ケニア人留学生は、今年のインターハイ5000mで2位になった実力者。
1年生で出場した全国高校駅伝では3区24人抜きで区間2位。
5000mの自己ベストは13分25秒57で、12月4日に行われた日本体育大学長距離競技会10000mでは高校生ランキングトップの、28分06秒31を記録しています。
・本間君耶選手(3年)⇒ 日本大学
中学生から北海道のトップ選手として活躍してきた本間君耶選手は、派手さはないですがチームの大黒柱的な存在。
2021年は、北海道陸上フェスティバル道央会場の3000mで8分26秒42の好タイムを出すと、11月14日の日本体育大学長距離競技会5000mで、14分32秒60の自己ベストを更新。
日本大学進学後がとても楽しみな選手です。

北海道栄高等学校

・森春樹選手(3年)⇒  東京国際大学
中学生時代から全道大会では、1500m、3000mを主戦として活躍していた森春樹選手。
その一方で、サッカーをしていたそうです。
高校生から陸上一筋に転向するとメキメキと頭角を表し、6月の高校総体北海道予選の男子5000mで、14分5秒98で優勝。
さらに7月のホクレンディスタンス2021 第3戦 網走大会の男子10000mでは、28分44秒97を叩き出し、北海道高校記録と高校日本歴代10位という記録で、いま北海道で最も注目度の高い選手です。
・廣田陸選手(2年)
苫小牧和光中学校から北海道栄高等学校に進学した廣田陸選手は、高校に進学してから頭角を表し、6月の高校総体北海道予選の男子1500mで、3分57秒35で4位入賞で全国大会に出場。
そして、12月5日の日本体育大学長距離競技会5000mでは、14分24秒72の自己ベストを更新するなど、森春樹選手が卒業後はチームを牽引する中心選手になりそうです。

東海大学附属札幌高等学校

・竹田康之助選手(3年)⇒ 創価大学
東海大学附属札幌高等学校に進学後、メキメキと力をつけてきた竹田康之助選手は、レース前半から積極的に前に出て、アタックする姿が印象的な選手。
12月5日の日本体育大学長距離競技会5000mでは、14分23秒83で自己ベストを更新。
創価大学に進学が決定しているそうで、今後の活躍に期待したい選手です。
・大西飛翔選手(2年)
6月の高校総体北海道予選では、2年生ながら1500m、5000mで全国大会出場を決めるなど、実力を発揮しています。
7月の全国高校総合体育大会予選の1500mで、3分55秒51の自己ベストを更新すると、10月の北海道陸上競技フェスティバル道央会場の3000mで、8分25秒76の自己ベストをマークするなど、スプリント力にも定評のある選手で、次期エースとして期待が掛かります。
・後藤琉太朗選手(2年)
後藤琉太朗選手は、東海大学附属札幌高等学校に進学してから本格的に陸上を始めた異色の選手。
しかし、その才能は計り知れないものを持っており、才能が開花した2021年は、ディスタンスタイムトライアル第2戦千歳の男子5000mで、14分39秒73をマーク。
さらに12月5日の日本体育大学長距離競技会5000mで、14分22秒43で自己ベストを更新。
3年生になる今年は、大西選手とダブルエースとして、とても注目度の高い選手のひとりです。

札幌日本大学高等学校

・菅原広希選手(3年)⇒ 日本大学
鹿追中学校出身の菅原広希選手は、中学1年時のジュニアオリンピック男子1500mで優勝、中学3年時の全日本中学校選手権男子800mで1分54秒39で優勝するなど、北海道陸上界のトップ選手。
ここ最近は、長距離に転向し11月の東海大学長距離競技会5000mで、14分38秒72で自己ベストを更新。
進学先の日本大学では、同じく十勝出身の阿部太陽選手と箱根駅伝出場を目指すようです。
・阿部太陽選手(3年)⇒ 日本大学
阿部太陽選手は、チームメイトの菅原広希選手と共に、十勝中学陸上界を盛り上げてきた選手。
札幌日本大学高等学校に進学後は怪我が続き、実力を発揮できないレースが続いていましたが、2021年全道高校駅伝大会頃から復調しはじめると、10月のディスタンスタイムトライアル第2戦千歳の男子5000mで、14分46秒18と初の14分台をマーク。
つづく、11月の東海大学長距離競技会5000mでは、14分39秒34で自己ベストを更新するなど、とてもポテンシャルの高い選手。
日本大学進学後の成長にとても期待できる選手です。

高校駅伝【2021】北海道のOB選手

高校駅伝【2021】北海道のOB選手をまとめてみました。

OB選手の中には、2022年箱根駅伝でエントリーされている選手も多くいるようです。

北海道のOB選手の活躍を楽しみにしたいですね!

・札幌山の手高校
小椋裕介選手⇒青山学院大学⇒ヤクルト陸上競技部
金橋佳佑選手⇒明治大学(2022箱根駅伝9区エントリー)
石田光輝選手⇒中央大学

・北海道栄高等学校

藤木宏太選手⇒國學院大学(2022箱根駅伝1区エントリー)
小野隆一郎選手⇒帝京大学(2022箱根駅伝1区エントリー)

・東海大学附属札幌高等学校

小松陽平選手⇒東海大学⇒日立物流

・札幌日本大学高等学校

杉本龍陽選手⇒明治大学(2022箱根駅伝6区エントリー)

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 公式サイト

まとめ

いかがだったでしょうか。

高校駅伝【2021】北海道の強豪校と注目選手の進路やOBも紹介してきました。

箱根駅伝2022に出走エントリーされるなど、北海道の高校出身選手が多く活躍しています。

北海道陸上長距離界を盛り上げるためにも、道産子選手の頑張りに期待したいところです。

また、現在中学校で陸上をしている選手の皆さんの、これからの進路を考える時にこの記事を参考にして頂けたらと思います。

最後までありがとうございました。

 

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